和  名 スズメノカタビラ
別  名  
科  名 イネ科
family name Graminae
学  名 Poa annua L.
休眠型 春生1年生、越冬1年生
dormancy form summer annual、winter annual
繁殖器官 種子
reproductive organ seed
note 夏期高温時を除いていつでも発生し、出穂結実する。秋に発生したものは越冬し、翌春結実する。登熟直後の種子には浅い休眠があり、水分がある場所で5〜15℃くらいに1〜2週間置かれると覚醒する。種子生産量は株当り1,000〜5,000個、ときに8,000個以上。種子の千粒重は0.2〜0.3g。家畜に食べられた種子は死滅する。発芽温度は最高30℃、最適10〜20℃、最低5℃。光発芽性で、発生深度は1cm以内がほとんどで最大4cmまで。土中種子の寿命は1〜2年だがときに5年以上。第1〜2葉は横断面がU型、第3葉以降はタテ二つ折り、葉先はボート型になるので他のイネ科との区別は容易。イネ科対象除草剤にも効果が期待できないものがある。冷涼多湿なゴルフ場のフェアウエーでは多年生タイプが多いという。
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1年生イネ科の区別