和  名 スカシタゴボウ
別  名  
科  名 アブラナ科
family name Cruciferae
学  名 Rorippa islandica(Oeder ex Murray)Borbas
休眠型 春生1年生、越冬1年生
dormancy form summer annual、winter annual
繁殖器官 種子、根
reproductive organ seed、root
note 早春から秋まで発生。春に発生した株はその夏に、夏以降に発生した株の多くはロゼットで越冬後、開花結実する。種子生産量は株当り13,000〜18,000個。種子には弱い休眠があるが、成熟直後でも、変温・光条件で容易に発芽する。年二世代更新が可能。暗黒下ではほとんど発芽せず、地表面のごく浅いところから発生する。発芽適温は20〜25℃。寿命は土中で2年くらい。4年半後での生存が10%以下の例あり。根は直根で太く、根茎があるように見える。たくさんの不定芽があり、切断するとそれぞれから再生する。秋耕で直根が地表に露出しても越冬することがある。越冬株が残ると、春耕後にこの根から再生し、大きな株になる。なお、スカシ/タゴボウで、スカシタ/ゴボウではない。
類似種との見分け方 キレハイヌガラシとの見分け方
イヌガラシとの見分け方
ナズナとの見分け方

キレハイヌガラシとの見分け方  イヌガラシとの違い  ナズナとの区別


穂孕期の小麦畑で。ほかにハルザキヤマガラシ、ナズナが優占。