和  名 スギナ
別  名 ツクシ
科  名 トクサ科
family name Equisetaceae
学  名 Equisetum arvense L.
休眠型 多年生
dormancy form perennial
繁殖器官 胞子、根茎
reproductive organ spore、rhizome
note 根茎が地表下30cm深くらいまで、多くは5〜10cm深で、節から数本の根を出しながら横走する。夏に節上に胞子茎と栄養茎の基をつくる。翌早春に胞子茎が地上に出、胞子を飛散する。胞子は、土壌のかく乱がなく、やや湿ったところ、たとえば果樹園や連作小麦畑などで発芽、定着しやすい。春のうちに発芽し、秋には成体になる。胞子茎の萌芽に遅れて栄養茎も萌芽し、繁茂する。根茎は地中1mに達する場合がある。定着株の駆除は困難で、除草剤、ホー等で地上部を傷め、根茎の貯蔵養分を消耗させることで抑草する。耕起、中耕等で胞子による定着を防ぐことが重要。
類似種との見分け方 小枝の節にある鞘状の葉の先端が4裂(ギザギザが4個)。イヌスギナは胞子茎をつくらない、ギザギザが8個。