和  名 シロザ
別  名  
科  名 アカザ科(ヒユ科)
family name Chenopodiacea(Amaranthaceae)
学  名 Chenopodium album L.
休眠型 春生1年生
dormancy form summer annual
繁殖器官 種子
reproductive organ seed
note 早春から夏に発生。秋まで続くこともある。夏おそくに発生し、草丈数センチ、作物の影になっていても、結実できる。通常の種子生産量は株当り7万個、大型になると、50万個の例もある。千粒重は0.7gほど。種子には休眠がある。発芽温度は2〜35℃、適温は20℃前後。発芽には変温を要し、低温が5℃で日較差が大きいほどよく発芽。温度条件が満たされなくても、1〜2秒瞬間的に光が当たると発芽できるようになる。出芽深度は2〜3cm以内。土中種子の寿命は数10年。幼苗期の刈取り後の再生は弱い。陽性で、アルカリ性を好み、乾燥に強い。エンバクの3倍以上の窒素吸収力がある。根は直根。基本種はアカザ科のシロザ、若い葉につく粉が赤いものを変種アカザとする。雑草としては区別することもない。
類似種との見分け方 コアカザに似るが、コアカザは葉が浅く3裂するので生育初期から区別できる。本種は分枝し、コアカザはあまり分枝しない。