和 名 | セイヨウタンポポ |
別 名 | |
科 名 | キク科 |
family name | Compositae |
学 名 | Taraxacum officinale Weber |
休眠型 | 多年生 |
dormancy form | perennial |
繁殖器官 | 種子、根 |
reproductive organ | seed、root |
note | 越冬株は早春には萌芽し初夏には結実飛散する。単為生殖でも結実する。成熟種子はすぐに発芽できる。種子生産力は株当り2,400〜20,000個という。千粒重は0.65gくらい。4℃〜30℃で発芽可能、適温は23℃。発生深度は2cmまでで、8cm以上では発芽しない。種子の寿命は、乾燥保存の場合、室温で1〜2年、4℃で13年の例がある。ほ場条件で土壌表面に置かれた場合、冬期間の低温で死滅することもあるが、土中深くにはいると長期間生存する。種子には冠毛があり、風で遠くまで飛散する。根の切片の再生力は旺盛で、どの部分からでも出芽する。競合には強くなく、牧草等の生育が旺盛になると衰退する。 |
類似種との見分け方 | アカミタンポポが似ているがやや小型で、総苞片は極端には反り返らない。防除上は区別不要。タンポポモドキ(ブタナ)とはあまり似ていない。在来種との交雑種(形態が中間タイプ)が広く繁殖し、本州では本種と思われている個体のうち80%くらいが交雑種との調査結果がある(http://www.niaes.affrc.go.jp/sinfo/publish/niaesnews/076/news07610.pdf)。北海道でも確認されているらしい。 |