和  名 オオヨモギ
別  名  
科  名 キク科
family name Compositae
学  名 Artemisia montana(Nakai)Pamp.
休眠型 多年生
dormancy form perennial
繁殖器官 種子、根茎
reproductive organ seed、rhizome
note 夏〜初秋に開花結実し、種子を落とす。ほ場周辺に多く、種子はあまり遠くへは飛ばないにもかかわらず、秋まき小麦連作ほ場に定着することがある。定着した株は根茎を数多く出し、根茎は横走し、先端に芽を着けて繁殖する。他の地下茎型草種と同様に、定着すると根絶は難しい。個体数が少ない間なら、ていねいに抜き取る。花粉症の原因植物。同属の植物は多種あり、草地に侵入することがある。生態も似ており、防除上は区別することもない。
類似種との見分け方 類似するオトコヨモギ(A.japonica Thunb.)は全体が無毛。本種は有毛で、葉の裏には白毛が密生する。ヨモギ(A.princeps Pamp.)は道南の一部に分布するそうだが、全道的にはほとんどない。