和 名 | オオイヌタデ |
別 名 | |
科 名 | タデ科 |
family name | Polygonaceae |
学 名 | Persicaria lapathifolia (L.) S.F.Gray |
休眠型 | 春生1年生 |
dormancy form | summer annual |
繁殖器官 | 種子 |
reproductive organ | seed |
note | 春〜夏に発生、夏から秋に開花結実する。開花期は長い。種子生産量は株当り1,000〜20,000個。千粒重は1.7g程度。種子には強い休眠があり、越冬後の春先には醒めている。平均気温が7〜10℃くらいになると発生をはじめ、10〜15℃くらいで盛んになる。発芽温度は10〜30℃くらい。発生深度は1〜3cmくらいだが、5〜6cmでも可能。種子の寿命は4〜5年。土中種子は4年半後で30〜50%が生存の例あり。茎の刈取り後の再生力は弱い。幼植物の葉には白い綿毛が密生する。葉の側脈は20〜30対で、明瞭。托葉の縁の毛はない(たまにわずかにある)。タデ類の中では大型。低温でも生育は旺盛で、作物の上に出る。根は直根。種子は凹レンズ型。 |
類似種との見分け方 |
変種サナエタデ(P. lapathifolia (L.) Delarbre var. incana (Roth) H.Hara)はやや小型で、茎の節はあまり膨らまない。葉の側脈は7〜15対あり、不明瞭な場合もある。花穂は4cmほどで下垂しない。生育時期は早めだが発生が遅めの場合もある。 タデ類の見分け方ページへ |
変種サナエタデ