和 名 | コヌカグサ |
別 名 | レッドトップ |
科 名 | イネ科 |
family name | Graminae |
学 名 | Agrostis gigantea Roth |
休眠型 | 多年生 |
dormancy form | perennial |
繁殖器官 | 種子、根茎 |
reproductive organ | seed、rhizome |
note | 定着した個体は株化する。地下部に休眠芽があり、春に萌芽する。小麦ほ場では小麦と伴に生育し、小麦の成熟期頃に成熟する。種子生産量は1穂あたり約1,000個。種子の千粒重は0.11gくらい。開花後1週間で発芽能力を持つようになる。休眠期間が短く、湿潤な土壌表面で容易に発芽する。秋のうちに越冬態勢を整えて、越冬する。土中種子の寿命は5年以上。多数の根茎を密に伸ばし、先端を地上に出して繁殖する。根茎の全長はシバムギに比べ短い。根茎からの出芽深度は約10cmまで。淡緑色または紫褐色の小穂を密に着ける。穂に水滴を保持しやすく、小麦の低アミロ化、穂発芽を助長する。コンバイン収穫によって種子が散布される。麦角病菌の寄主でもある。変異が多く、類似種との交雑もあるらしい。 |
類似種との見分け方 |
成植物の葉舌は高さ3〜5mm、上のヘリにギザギザがあり目立つ。シバムギでは1mmほどで目立たない。 オオスズメノカタビラとの区別 |