和  名 イヌタデ
別  名 アカマンマ、アカノマンマ
科  名 タデ科
family name Polygonaceae
学  名 Persicaria longiseta (De Bruyn) Kitag.
休眠型 春生1年生
dormancy form summer annual
繁殖器官 種子
reproductive organ seed
note 春〜夏に発生、夏から秋に開花結実する。種子生産量は株当り1,000〜6,000個。千粒重は2.1〜2.4gくらい。種子には強い休眠があり、越冬後の春先には破れている。平均気温が7〜10℃くらいになると発生をはじめる。発生深度は1〜3cm。土中種子の寿命は4〜5年。根は直根。
類似種との見分け方 類似するタデ科植物は数種あるが、極似しているわけではないので区別は容易。実生(本葉1〜2葉期)ではオオイヌタデには綿毛があり、イヌタデ、ハルタデにはない。本葉1〜2枚目の幅は、オオイヌタデ<ハルタデで細く、イヌタデでは明らかに広い。幼植物でも、鞘状の托葉の縁に、オオイヌタデでは毛がないかあってもごく短く、イヌタデには長い毛がある。種子は三角状卵形。

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タデ類の見分け方