和  名 ハルザキヤマガラシ
別  名 セイヨウヤマガラシ
科  名 アブラナ科
family name Cruciferae
学  名 Barbarea vulgaris R.Br.
休眠型 越冬1年生、多年生
dormancy form winter annual、perennial
繁殖器官 種子、根
reproductive organ seed、root
note 越冬1年生または短命の多年生。越冬後、晩春には開花する。落下した種子は秋までには発芽し、ロゼットで越冬する。種子生産量は株当り40,000〜116,000個と多産。光発芽性で、15/30℃の変温で発芽率が高い。開花には低温条件を経過することが必須。根の冠部からも再生するので、地上部だけの枯殺では駆除できない。根は直根。コナガ摂食阻害物質(ハルザキサポニン)を含有(野菜茶業研)。
類似種との見分け方 ヤマガラシ(B.orthoceras Ledeb.)に似る。ヤマガラシは畑地に侵入することはあまりない。がく片先端の突起が、ヤマガラシにはなく、本種にはあるので区別できるが、雑草防除上は同類と見なしてもよい。


越冬後


越冬後


越冬後


越冬後


穂孕期の小麦畑で。ほかにスカシタゴボウ、ナズナが優占。


後ろはイヌカミツレ


後日、上の小麦畑で。