和  名 ブタナ
別  名 タンポポモドキ
科  名 キク科
family name Compositae
学  名 Hypochoeris radicata L.
休眠型 多年生
dormancy form perennial
繁殖器官 種子、根
reproductive organ seed、root
note 定着し越冬した株は夏には抽苔開花し、結実する。飛散した種子はまもなく発芽し、ロゼットとなって越冬する。結実後は根に栄養分を蓄え越冬する。地下2〜3cmのところに新しい芽を形成して繁殖することもある。種子生産量は約140個/頭状花、約2,300個/株。発芽率は、成熟直後で68%、室内保存すると1ヶ月後58%、2ヶ月後4%に低下したという。光発芽性だが、暗黒下でも変温で可能。地表刈り取りでは再生する。踏みつけに耐性あり。別名タンポポモドキと呼ぶこともあるようだが、タンポポ類とはだいぶちがう。同別名に別属別種を指すこともあり、使用は推奨されず。
類似種との見分け方 本種では幼植物でも葉の両面に毛が密生する、葉の厚みがある。
開花期には、本種では花茎は分岐する、花床に鱗片がない、冠毛が羽毛状である。