和 名 |
アキタブキ |
別 名 |
フキ |
科 名 |
キク科 |
family name |
Compositae |
学 名 |
Petasites japonicus(Sieb.et Zucc.)Maxim.var.giganteus(Fr.Schm.)hort.ex Nicholson |
休眠型 |
多年生 |
dormancy form |
perennial |
繁殖器官 |
根茎、種子 |
reproductive organ |
rhizome、seed |
note |
花茎はフキノトウで雌雄異株。早春に咲き、種子には冠毛があり風に乗り飛散する。地表の落ちるとまもなく発芽する。実生は畑作や野菜作ほ場で発生するが、あまり定着することはない。定着すると根茎を四方に伸ばし繁殖する。経年株になると大きな群落を作る。葉は大きく、その下は裸地化する。家畜は好んでは食べないようで、繁茂すると草地生産性は落ちる。根絶は難しいが、地上部の刈取りを繰り返し、根茎の貯蔵養分を消耗させ、株を衰退させることで可能ではある。裸地部には牧草種子を補播しておく。
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類似種との見分け方 |
本種は本州以南に分布するフキの亜種とされる。実生生育初期はノブキ(Adenocaulon himalaicum Edgew.)に似るが、ノブキは明るすぎるところは苦手で、畑地で見かけることはない。ヤチブキ(エゾノリュウキンカ Caltha palustris L.var.barthei Hhance)は名前だけ似ている。
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