和  名 アキノエノコログサ
別  名  
科  名 イネ科
family name Graminae
学  名 Setaria faberi Herrm.
休眠型 春生1年生
dormancy form summer annual
繁殖器官 種子
reproductive organ seed
note 春生1年生イネ科の中では発生開始時期は遅め。出穂・結実は秋。種子の発芽温度は15〜30℃。土中種子寿命は4年以上、4年半後での生存が10%以下の例もあり。生育が抑制され、あるいは幼穂形成前なら地上2cmで刈られても結実可能。成熟株を共存させると、アレロパシー作用によりとうもろこしの生育を35%抑制させたとの報告あり。とうもろこしでは、畦長1mあたり13本発生で18%減収し、大豆では、畦長1mあたり3本発生で13%減収したという報告もある。春の防除対策をすり抜けることがある。
類似種との見分け方 エノコログサと似ている。幼植物でも成植物でも、本種は葉身上面に毛があり、エノコログサにはない。ただし葉身無毛の場合もあり、小穂を花軸側から観察すると区別できる(小穂の第二包穎が小穂より短く第二小花の上部は露出する)。

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