ムカゴイチゴツナギ   イネ科 多年生

 チャボノカタビラという帰化種のうち、小穂が無性芽に変形し、花序についたまま生長するタイプ(変種または亜種)をこう称するらしい。YList(20210516参照)では変種。  稈の基部の周囲には多数の無花茎がつき、根茎は発達しない(清水建美編、日本の帰化植物、2003による。)ので、株立する。(ごく短い根茎はできるようだが)
 「胎生すると同時に、それぞれの稈の基部に球茎を作るものはこの種だけと考えてよい」(長田武正、日本イネ科植物図譜、1990)
 芝生用種子とともに外来したようだ。定着している場所は道内ではまだ数カ所のようで(北海道ブルーリストによる)、いまのような作為を続けていると、岐登牛山もいずれ、外来種の宝庫になるかもしれない。


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