カキドオシ、セイヨウカキドオシ   シソ科 多年生

 YListでは、基本亜種の標準和名をセイヨウカキドオシ(別名コバノカキドオシ)としている。
 亜種カキドオシ(在来種)に比べ小型で、花冠の長さは15mmほど、下唇に紫色の斑紋はない。花期は早く、茎が立ち上がる前に開花する(「新北海道の花」)。カキドオシは花冠の長さ20〜25mm、下唇に紫色の斑紋がある。
 林間キャンプ場草地内にあるのはその基本亜種のようだ。原産はヨーロッパ。
 「北海道植物図譜」ではカキドオシの春型としてその標本を基に記述している。
 「日本の帰化植物」によると、原 松次によって1992に札幌に帰化が報告された。原 松次「北海道植物図鑑」には記載なし、初版刊行が1983年だから仕方なし。
 「新北海道の花」および「北海道ブルーリスト」では種名をコバノカキドオシ、異名をセイヨウカキドオシとしている。
 本サイトの索引ではカキドオシとした。
 亜種カキドオシは林間キャンプ場の池付近の流れのほとりや富山神社周辺にある。


セイヨウカキドオシ(別名コバノカキドオシ)


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カキドオシ


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