ガガイモ   ガガイモ科(キョウチクトウ科) 多年生

 この花もややこしそうだ。
 雄花と両性花が同じ株にあって、両性花の割合は60%ほどだとか。
 雌ずいと雄ずいとがひとかたまりにずい柱となる。雌ずいの先っちょの柱頭のように見える長い突出部は柱頭ではなくて、本当の柱頭は花柱の側面(一見子房のように見える部分の内側)にあるのだとか。突出部には花粉がくっつくような構造はなく、無理矢理付けても発芽しないんだとか。
 授粉では、雄ずいと雄ずいとの狭い隙間から花粉塊が送り込まれる。(といってもなんのことやら。) このとき、この隙間にひっかかるムシもいれば、チョウのように長い口吻で盗蜜するヤツもいたりと、様々らしい。(といってもなんのことやら。)
 くわしくは、「日本の Milkweed ガガイモ(ガガイモ科)における花の雄花両性花同株性表現と昆虫による花粉塊授受、とくに花の形態との関係(http://kita-k.life.coocan.jp/ga/GagaJapTxt.pdf)(http://homepage3.nifty.com/o-kita/ga/GagaJapFull2.PDF:リンク切れ)」を参照のこと。ガガイモで検索するとヒットした。


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