花弁は4片。外側上下で2片、内側に左右合着して2片、計4。上の花弁は後方で距になる。
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下の花弁をはずした、なかなか端正なかたち。。
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上の花弁を縦に裂き、内側の花弁の片方をはずした。 内側花弁の先端、紫色のところはドーム型になっていて、そこに柱頭と葯が収まっている。柱頭にはたくさんの花粉が付着している。解剖時のショックで葯が裂けたのか、すでに裂けていたのかは不明。 花の付け根、距側に寄ったところに蜜腺があるようで、滲みだしている。 |
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おしベとめしべ。子房はだいぶ伸びている。 |
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子房を裂くと、丸い胚珠がでてきた。受精済み? 受精済みなら内側花弁に包まれて授受粉できることを示すのだが。 |
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別の花で内側花弁の様子を見る。 距の縦半分、下花弁、内側花弁を残した状態。内側花弁は反り返っている。 |
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内側花弁を上から見る。左右に対称の2片の花弁が合着、のり付けされているのではない。 中央部のふくらみはなんなんだろうか? |
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左右に剥がすと柱頭と葯がある。 この位置関係にあって、内側花弁の中で授受粉出来る?出来ない?する?しない? |
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また別の花でミツバチの場合をまねてみる。 下側花弁と内側花弁との間が開いているが、ここからでは蜜腺には通じていない。 |
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小枝を挿入。 |
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下側に押しつけると、内側花弁が開き、葯が出てきた。花粉が剥きだし。この状態が受粉に欠かせないのかどうか。 |