ミズナラメコガタニセハナタマバチ   膜翅(ハチ)目タマバチ科

 ミズナラの新梢の芽にミズナラメコガタニセハナフシをつくる。成虫本体は未見。
 「北海道の虫えい」によれば、「虫えいは葉状片が叢生し、高さ径ともに20〜30mm、夏は黄緑色ないし緑色で晩秋には褐変する。葉状片は大きいものでも先が尖っていて、幼虫室が入っている核は葉状片が叢生している中央底部から独立して生え、表面は無毛で光沢がある内部に幼虫室が1個あり、成熟すると直径約2mm。中に白色の幼虫が1匹入っている。」とか。
 ミズナラメヒメニセハナフシが似ているらしい。コガタとヒメのちがい。ヒメは「核はドングリ状で形成当初は類白色で軟らかく、成熟すると木質化して堅くなる。」とか。
 どうやら幼虫で越冬するようだ(見たのは1例にすぎないけれど)。


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核は脱落しやすいのだろうか、見当たらない。 20150130 (画像クリックで拡大)


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