マダニ シュルツェマダニ ヤマトマダニ   ダニ目マダニ科

 成虫の体長5mmくらい。こいつが絶滅したら、世界はどう変わるだろうか。特定在来生物かなんぞに指定して、計画的防除をやってもらいたいものだ。

 北海道にはヤマトマダニとシュルツェマダニとがいるそうで、前者には暗褐色のまだら模様があり、後者では背中の暗斑点が丸くて大きく、中央部全体を覆っているので区別できるそうだ。この記述に依れば、ここに掲げた画像はことごとくシュルツェマダニということになりそう。
 べつのwebサイトには、前者の脚は茶色、後者のは黒だ、との記載があり、それに従ってヤマトマダニだと思っていたが、どうやら間違っていたようだ。(20090513)
 ヤマトはライム病を媒介せず(保菌している同種の細菌には病原性はないか微弱らしい)、シュルツェマダニが難敵のようだ。こう記述されている記事もあったが、そう簡単なものでもないようだ。とにかく、シュルツェマダニが難敵なのは間違いなさそう。
 最近(201705)、ダニ媒介脳炎ウイルスがマスメディアで注目されている。新聞でもテレビでも。内容はほぼ同じ(北海道の公式HPにあるのと同じ、違ったらまずいけど)。これからのシーズン、注意するに越したことはなし。


20070530


ズボンに付いたヤツをエゾノギシギシの葉の裏に移した。 20080507


上と同じ個体 20080507


ヒメギフの卵はどうなったかと、オクエゾサイシンの葉を裏返すと、いた。別の葉裏にも。 20090512


上と同じ個体 20090512


上と同じ個体 20090512


上と同じ個体 20090512


上の近くにあったもの。脱皮跡の抜け殻か。 20090512


目尻に食いつきそうになったヤツ。 20130529 (画像クリックで拡大)


エンレイソウにいたヤツ。 20140507 (画像クリックで拡大)


エンレイソウにいたヤツ。この正体は? 20140507 (画像クリックで拡大)


 20170511 (画像クリックで拡大)


 20190603 (画像クリックで拡大)


 クルマバツクバネソウで 20200513 (画像クリックで拡大)